金島で「富貴の湯」を掛け流しで堪能した後、
再び吾妻線で高崎へ
高崎の街は群馬を代表する商業都市だけあり、大きく栄えています。
日帰り旅の締めくくりに訪れたのはこちら
大正八年（1919年)創業と云う
「栄寿亭」さん
木の温もりがあるカウンターに歴史を感じる洋食店の中は
香ばしいラードの良い香りに包まれています☆
創業90年余のこちらの名物は
「上州もち豚を使った400円のカツ丼」なんですって
先ずはビールお願いします☆
おっ、黒ラベルだ嬉しいな♪
意外にも「たくあん」にビールって合うんですね(^_^)
カツには「A」「B」「C」の三種類があり、
たぬきは「カツＡ」の単品400円 (定食だと560円）をオーダー☆
カリっと揚がった洋食的ロースカツは
中身は色白美人で好みの厚さ
ウスターソースってのが洋食屋さんですね。
銀座の煉瓦亭もこのスタイル
もうビールに合い過ぎ〜
かつ丼も「三種類」あり、目の前で調理中のこちらは
「Ｂ丼」450円
玉子引きと云われる、いつも食べてるのかつ丼さんです。
お肉はモモ肉かな？ 一枚一枚叩いて広げ、ラードでカリっと揚げられています
バットに入ったカツの下は醤油ダレ。
まな板の上のカツは玉子引き用。
調理も効率的に安く提供するための努力がなされております
「運動会の季節ではかつ丼400個の注文もあるんですよ」と調理のお姉さん。
古くから地元に密着した高崎名物なんですね。
「かつ丼のカツを一個だけ食べたいんですけど・・・」とたぬきが云うと
「良いですよ、一個90円でお出ししてます」とお姉さん。
こんがりカツを一個取り、和風特製ダレを潜らせて登場させたのがこちら
甘い醤油ベースのタレがラードの香りと融合し・・・
何故か子供の頃を思い出しちゃう満点印な昭和の美味さ
気分が良くてビール二本飲んじゃったらお腹が一杯で、
「かつ丼」食べられなくなっちゃった。゜（´Д｀）゜。
なので「A丼」400円を持ち帰り〜
とっても素敵なお店です。
栄寿亭さん、また来まーす
帰りは高崎から赤羽迄は
プチ贅沢な普通列車のグリーン車
まだ熱々のお土産かつ丼を
「オープン・ザ・・・」
「ふた〜っ（･∀･)つ」
ラードの香りがふわりと立ち上ります
カリッカリの衣が蓋で少しだけ蒸され、
コレまた美味しいカツに変身
タレが沁みたご飯がまた旨いんです
半分は持ち帰り、翌朝しっかり頂きました☆
高くて美味しいのは当たり前ですが、
お肉料理を努力と手間で安く提供し、
問屋街で働く方々を支えてきた素晴らしい名店だと思います(*･ω･)ノ
さあさあ夜も更けて参りまりまたぞ。
楽しいリラックス遠足は、森に帰るまでが遠足です
