成田山記事の続きです
前回の記事
成田で大満足の「朝うな重」を満喫してから、
ＪＲ成田線で30分程の水郷「佐原駅」へ到着
ずっと行きたかった「香取神宮」への参拝は、
駅前の観光案内所のレンタサイクルで3キロの道のりです
この辺りはバスの本数が少ないので、自転車が便利ですよ
しかも一日３００円
木々も段々と色付き始めました
参道は「たぬきの氏神さま」でもある奈良県天理市の、
「石上神宮」に良く似ています.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ
ちなみに「神宮」とは、昔から天皇家と特にかかわりの強い神社を指すようです。
樹齢1000年を超える大杉からは、
「神域」と呼ぶに相応しいとても神秘的な空気が生み出されています
奉られているのは、
日本神話の中でも特にパワーを秘めたといわれる
天穂日命（あめのほひのみこと）様です。
以後「御由緒」より抜粋
皆さんは、出雲の国譲りの神話をご存じでしょうか？
香取の御祭神経津主大神（ふつぬしのおおかみ）は、この神話に出てくる神様なのです。
神話の内容は、はるか昔、天照大神（伊勢神宮・内宮の御祭神）が日本の国を治めようとしましたが、荒ぶる神々が争い、乱れていました。
大御神は八百万神に相談すると、、大御神が八百万神に慎重に相談させると、神々が口を揃えて、経津主神こそふさわしいと申し上げました。 そこへ武甕槌大神（たけみかづちのかみ・鹿島神宮の御祭神）が申し出られたので、 共に出雲に派遣されることになりました。
経津主、武甕槌の二神は出雲国の稲佐の小汀（いなさのおはま）に着いて十握剣（とつかのつるぎ）を抜いて逆さに突き立て、武威を示されると 大国主神は大御神の御命令に全く異議はありませんということで、平国の広矛（くにむけのひろほこ）を受け取り、二神は日本の国を平定して、大御神の元へ復命されたのです。
たぬきは神社が大好きで、
バイクで日本一周した時も全国の神社巡りをしたんです
そう香取の御祭神は有名な「出雲の国譲り」神話の中心人物なのです。
奈良の「春日大社」や宮城の「塩釜神社」などを始め、
全国に数多くの神社を末社に持つ神宮なんですよ。
そして参拝の後たぬきがする事は・・・
本殿の周りを一周すること
裏手より素晴らしいコケが生えた屋根を見上げ一人悦に入るのです
神社によってパワーを感じる場所が違うんですよね。
他にも「要石」や
「奥の院」など。
神社の裏山を登ると、一般の方が来ない神域が沢山あるんです(*･ω･)ノ
ちとマニアっぽくなるのでコレ位にしときます
神社好きな方、今度一緒に巡りましょう
（門前を見下ろす）
自転車で3キロ、佐原の町に戻り水郷を観ます
豊富な穀物を船を使って物資を輸送した為に、
川沿いに蔵が立ち並ぶ佐原。
精巧な日本地図を作った「伊能忠敬」の記念館等もあります。
しかしここにきたら「水郷巡り」をしたい
と云うわけで、
「乗船」
平日なので・・・
「船頭のおばちゃんと二人きりっの30分」
贅沢な時間を味わいました
おばちゃんが子供の頃は小見川は船でごった返していたそうです。
ここから利根川に出て物資を運んだそうな。
「今は車の時代だからね〜」
と少し淋しそうなおばちゃん。
ん〜、素敵な時間でした。
土日は沢山の人で賑わうみたいですよヾ(´ω｀＝´ω｀)ﾉ
さてさて午後2時です。
お昼御飯は・・・
佐原で300年の伝統を誇る
「山田屋」さんに決めたっ
昼時は大混雑、行列必死なので時間をずらしました〜
2時でも満席、テーブルでの合席となりました。
佐原では鰻と御飯を別々に出すそうで、
所謂御飯に鰻を乗せた物は「じか重」と云う名前になっています。
きも吸いが好きじゃない。
「じか重並」をお願いしまーす
ここは蒸さずに炭火でじっくり焼き上げる「関西風」のお店です。
鰻の食感・香ばしさが身上。
注文後1時間待つことも15分で出ることもあるとか、
常に数人分纏めて焼くそうです。
繁盛店ならではの時短策？
お店に入り注文するまで10分、
注文してから15分程で登場です（・∀・）
シンプルな「お新香」に、「小鉢」は「アンキモ」かな？
お吸い物は大きな器にたっぷりの量
そしてお重が登場
ではこの日、二回目の・・・
「オープン・ザ」
「鰻重」〜
「見よっ、この輝きをっ」
蓋を取った途端に「炭の香り」が広がっていきます
パリっと焼かれた鰻は濃い目のタレが絡んでいます。
少し焦げているように見えますが、食べてみると全然そんな事はありません。
身の食感が残っておりこの鰻重も・・・
美味しっ
肝がなくても美味しかったりして・・・
お酒が飲みたくなる〜
上鰻重２５００円はもう少し鰻の量が多いようです。
結構味が濃いので十分でした。
正直、私にはタレが濃いので後半はちょっと飽きてきたのも事実ですが
２２００円の価値は十分あります。
都内だと3000円以上するでしょう
この日は成田山で「関東風鰻重」
佐原で「関西風鰻重」と
二回も美味しい鰻重を堪能しちゃいました
自宅までは二時間少々の旅
秋の一人遠足は、
とても充実しましたよ〜(o^∇^o)ﾉ
