沼津「中央亭」の幻餃子 : たぬきパラダイス

前々回の続きです(*･ω･)ノ

箱根湯本「天成園」で起床し朝風呂後にサービスのコーヒーを頂きます。

9時にチェックアウトし小田原で乗り換え静岡県は沼津へ到着。

沼津に来た訳は数年前から念願だった

「中央亭」さんで餃子を食べる事

唯一無二の独自路線を行く餃子の有名店は持ち帰りの注文が多く、年末年始の予約は夏の時点で既に一杯だとか。

開店一時間前にまだ行列は無いと安心し周辺を散歩。３０分程時間を潰し開店２０分程前に戻ってみると・・・

おわっ、早く並ばねば

列の先頭には一人で並ぶ推定85才位のお婆ちゃん。

１１時、行列は道を挟んで反対側まで伸びました。
開店と同時にお店に入り、テーブルにて相席です。

メニューは潔く「餃子・ライス・飲み物」だけ

一子相伝と云われる餃子は焼いてから茹でるように仕上げる為調理にかなりの時間が掛かり一度に沢山焼けないそうです。

「瓶ビール」５００円を飲みながら気楽に待ちましょう(*･ω･)ノ

他のお客さんは餃子とライスを注文する方が多く、先頭のお婆ちゃんは何と10個の注文。
店員さんが「かなり大きいですよ、食べられますか？」と優しく確認されています。
「大丈夫、大丈夫」とお婆ちゃん。　
周りのお客さんも皆気に掛けています。

この餃子は沼津では特別な日に食べる御馳走だと云う記事を読んだ事があります。

餃をのんびり待っていると何と11：40に何と暖簾が仕舞われました、早くも本日分は売り切れ完売。
きっと本当は持ち帰りだけで手一杯なのでしょうが、「どうしても食べたい」という方の為に店を開けられてるのだろうなと推察。

数日前から入ったであろう近くの会社からの大量注文を捌きながら厨房はてんてこ舞い。

注文から約４５分で登場したのがこちら
中央亭の「餃子」８個７２０円です

焼き上げでは無く「茹で上げ」な為、表面は柔らかいのですが、

皮のムッチリ感が素晴らしい

憧れの餃子頂きま～す
一口嚙むと・・・

スープがジュワ～っと溢れだします。
餡にはシャキシャキと歯触りの良い粗挽きのキャベツがギッシリ、後は豚肉とネギの甘味かな

かなり茹でているはずなのに肉汁と合わさったスープがたっぷり。一度出たスープをしっかり煮ることで再び餃子に戻しているのでしょうか

味がしっかりしているので「酢」だけでも美味しく頂けます。

中毒性が強そうな旨い餃子は皮にかなりの秘密がありそう
焼き餃子と水餃子の間・・・
いや、これはやはり「中央亭の餃子」と云う料理なのでしょう。

8個とビール一本でかなり満腹です
先頭のお婆ちゃんは何と10個完食、きっとこの日を楽しみにされてたんでしょうね。
きっと亡くなった旦那さんとの思い出が・・・
あ、先日のロケの感傷がまだ残ってる

お店の方は包むのではなく「握る」と云うのだとか。

沼津の歴史を頂きました中央亭さん、御馳走様でした。

あ、もうすで食べたくなってきた～(*´∇｀*)

たぬき出演のＴＶ東京「車あるんですけど？カツマニア編」のネット配信は明日の夕方迄となります、見逃した方は是非～。
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